タイ語を勉強しよう 第2回 亀田興毅とポンサクレックの世界戦

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      ◆◇ ~ タイ語を読む! 第2号 ~ ◇◆
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みなさんこんにちわ、
発行人の手紙屋です。

今日の教材は、タイ字新聞タイラット紙(オンライン)のスポーツ欄に1月22日付けで載っている
ボクシングの記事です。

 

■今日のタイ語

タイトル:〔พงษ์ศักดิ์เล็ก-โอเล่ห์ดง ต่อยพร้อมกัน ที่ญี่ปุ่น〕
記事冒頭:เคลียร์เรียบร้อย เป็นอันว่า 2 กำปั้นแชมป์โลกชาวไทย 'พงษ์ศักดิ์เล็ก - โอเล่ห์ดง'
ได้คิวฟาดปากพร้อมกันที่ญี่ปุ่น ประมาณมี.ค.-เม.ย.

発音:
[VOON] ポンサクレック、オレドン、二人揃って日本でタイトル戦!?

ソース:http://www.thairath.co.th/content/sport/60497


ポンサクレック(写真:早田寛)■単語と熟語

・พงษ์ศักดิ์เล็ก >>ポンサックレック・ペッティンディー(=クラティングデーンジムまたはウォンジョンカム)WBC(世界ボクシング評議会)フライ級(112ポンド)暫定王者 

・โอเล่ห์ดง >>オレドン・CPフレッシュマートのこと。WBCミニマム級(105ポンド=ストロー級)の現王者         

・ต่อย >> 一般には殴る、喧嘩するという意味だが、ボクシング用語では試合をするという意味

・พร้อมกัน >>一緒に、同時に 

・ที่ >>~で、~において

・ญี่ปุ่น >>日本

・เคลียร์เรียบร้อย >>クリアーは英語のClearに由来。解決するという意味。リアップローイもニュアンスとしては似ており、終わったとか済んだという意味。性格を指して使う場合は「まじめな」とか「几帳面な」いう意味。

・เป็นอันว่า >>つまり、とすると等の意味 

・2กำปั้น >>ガムパンとは拳、げんこつのことだが、ボクシング用語ではボクシングやボクサーのことを指す。 

・แชมป์โลก >>世界チャンピオン

・ชาวไทย >>チャーオとは民、族、人のことですので、ここではタイ人のこと。

・ได้ >>~できる

・คิว >>英語のqueueに由来。つまり列を作って待つこと、またはその列自体を指す。

・ฟาดปาก >>ファートは殴る、パークは口のこと。ここでは試合をすること。(試合をすることを表す言葉は無数にある)

・ประมาณ >>だいたい、約、およそ

・มี.ค. >>ミナーコムの略、3月の意味

・เม.ย. >>メーサーヨンの略、4月の意味

 

■解説

日本では、去年11月29日に行われた内藤大助選手と亀田興毅選手の一戦が平均視聴率43.1%というあり得ないくらいの数字を叩き出し、ボクシングの根強い人気を印象付けたが、タイにおいてもボクシングは人気のスポーツ。特に国際式ボクシングの世界戦ともなると日頃はボクシングなど全く見ないような人でもテレビに釘付けになる。今日の記事はポンサクレックとオレドンというタイのボクシングシーンを代表する軽量級の二人が揃ってこの春日本で試合をすることになりそうだという話。特にポンサクレックの方は、内藤選手に勝ってWBCの王者になったばかりの亀田興毅選手が相手。過去何年もの間対戦が噂されていたこの二人だが、今度こそ対戦が実現するのであろうか。

下記は、新聞に出ている記事の要点。
(興味のある方は原文も読んでみてください。)

〇タイの最大手プロモーターであるシアナオ(ウィラット・ワチララタナウォン氏)とその甥っ子のシアタン(ピヤラット・ワチララタナウォン氏)は先週半ばから日本に飛び、WBCフライ級暫定王者であるポンサクレックと同級王者の亀田興毅選手の試合に向けて交渉を行い、1月22日にタイに帰国。

〇二人の交渉相手は元チャンピオン内藤選手の所属ジム会長である宮田博行氏。内藤選手は既に世界チャンピオンではないが、現時点では前王者のプロモーターとして宮田氏がオプション(興行権)をもっているため、次回の亀田選手の世界タイトルマッチまでは、宮田氏がプロモートする権利をもっている。

〇シアナオは当初、タイで世界戦を実現させたいと依頼したが、日本側の提案を聞き"そっちの方が面白そうだ"と考え直し、自営の選手を日本に送り込むことに合意。

〇日本側の提案とは、ポンサクレック対亀田選手の試合と同時に、オレドン選手のWBCミニマム級(ストロー級)世界タイトル防衛線も行うというもの。相手は、同級4位でOPBF王者の黒木健孝(くろき・やすたか)選手。ただし、黒木選手は2月1日、オレドンとの試合前に須田拓弥選手と8ラウンド制で前哨戦を行うことになっている。

〇前述ポンサクレックとオレドンの世界戦は、3月下旬から4月上旬に予定されているが、具体的な場所や日程はまだ決まっておらず日本側のテレビ局との調整次第だという。

〇もし亀田選手がポンサクレックに勝つようなことがあると内藤陣営のオプション(興行権)が消滅するため、同選手は以降アメリカで防衛戦を行い"世界に打って出る(ゴーインター)"計画を持っているとのこと。

〇なお、ポンサックレック、オレドン両選手共に既にジム入りし練習を開始している。


■日本語訳

タイトル:〔ポンサクレックとオレドンが揃って日本で試合〕

記事冒頭:一件落着!3月~4月頃にはポンサックレック、オレドンというタイ人世界王者二人が揃って日本で試合を行うことになった。

 

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