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◆◇ ~ タイ語を読む! 第2号 ~ ◇◆
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みなさんこんにちわ、
発行人の手紙屋です。
今日の教材は、タイ字新聞タイラット紙(オンライン)のスポーツ欄に1月22日付けで載っている
ボクシングの記事です。
■今日のタイ語
タイトル:〔พงษ์ศักดิ์เล็ก-โอเล่ห์ดง ต่อยพร้อมกัน ที่ญี่ปุ่น〕
記事冒頭:เคลียร์เรียบร้อย เป็นอันว่า 2 กำปั้นแชมป์โลกชาวไทย 'พงษ์ศักดิ์เล็ก - โอเล่ห์ดง'
ได้คิวฟาดปากพร้อมกันที่ญี่ปุ่น ประมาณมี.ค.-เม.ย.
発音:
[VOON] ポンサクレック、オレドン、二人揃って日本でタイトル戦!?
ソース:http://www.thairath.co.th/content/sport/60497
・พงษ์ศักดิ์เล็ก >>ポンサックレック・ペッティンディー(=クラティングデーンジムまたはウォンジョンカム)WBC(世界ボクシング評議会)フライ級(112ポンド)暫定王者
・โอเล่ห์ดง >>オレドン・CPフレッシュマートのこと。WBCミニマム級(105ポンド=ストロー級)の現王者
・ต่อย >> 一般には殴る、喧嘩するという意味だが、ボクシング用語では試合をするという意味
・พร้อมกัน >>一緒に、同時に
・ที่ >>~で、~において
・ญี่ปุ่น >>日本
・เคลียร์เรียบร้อย >>クリアーは英語のClearに由来。解決するという意味。リアップローイもニュアンスとしては似ており、終わったとか済んだという意味。性格を指して使う場合は「まじめな」とか「几帳面な」いう意味。
・เป็นอันว่า >>つまり、とすると等の意味
・2กำปั้น >>ガムパンとは拳、げんこつのことだが、ボクシング用語ではボクシングやボクサーのことを指す。
・แชมป์โลก >>世界チャンピオン
・ชาวไทย >>チャーオとは民、族、人のことですので、ここではタイ人のこと。
・ได้ >>~できる
・คิว >>英語のqueueに由来。つまり列を作って待つこと、またはその列自体を指す。
・ฟาดปาก >>ファートは殴る、パークは口のこと。ここでは試合をすること。(試合をすることを表す言葉は無数にある)
・ประมาณ >>だいたい、約、およそ
・มี.ค. >>ミナーコムの略、3月の意味
・เม.ย. >>メーサーヨンの略、4月の意味
■解説
日本では、去年11月29日に行われた内藤大助選手と亀田興毅選手の一戦が平均視聴率43.1%というあり得ないくらいの数字を叩き出し、ボクシングの根強い人気を印象付けたが、タイにおいてもボクシングは人気のスポーツ。特に国際式ボクシングの世界戦ともなると日頃はボクシングなど全く見ないような人でもテレビに釘付けになる。今日の記事はポンサクレックとオレドンというタイのボクシングシーンを代表する軽量級の二人が揃ってこの春日本で試合をすることになりそうだという話。特にポンサクレックの方は、内藤選手に勝ってWBCの王者になったばかりの亀田興毅選手が相手。過去何年もの間対戦が噂されていたこの二人だが、今度こそ対戦が実現するのであろうか。
下記は、新聞に出ている記事の要点。
(興味のある方は原文も読んでみてください。)
〇タイの最大手プロモーターであるシアナオ(ウィラット・ワチララタナウォン氏)とその甥っ子のシアタン(ピヤラット・ワチララタナウォン氏)は先週半ばから日本に飛び、WBCフライ級暫定王者であるポンサクレックと同級王者の亀田興毅選手の試合に向けて交渉を行い、1月22日にタイに帰国。
〇二人の交渉相手は元チャンピオン内藤選手の所属ジム会長である宮田博行氏。内藤選手は既に世界チャンピオンではないが、現時点では前王者のプロモーターとして宮田氏がオプション(興行権)をもっているため、次回の亀田選手の世界タイトルマッチまでは、宮田氏がプロモートする権利をもっている。
〇シアナオは当初、タイで世界戦を実現させたいと依頼したが、日本側の提案を聞き"そっちの方が面白そうだ"と考え直し、自営の選手を日本に送り込むことに合意。
〇日本側の提案とは、ポンサクレック対亀田選手の試合と同時に、オレドン選手のWBCミニマム級(ストロー級)世界タイトル防衛線も行うというもの。相手は、同級4位でOPBF王者の黒木健孝(くろき・やすたか)選手。ただし、黒木選手は2月1日、オレドンとの試合前に須田拓弥選手と8ラウンド制で前哨戦を行うことになっている。
〇前述ポンサクレックとオレドンの世界戦は、3月下旬から4月上旬に予定されているが、具体的な場所や日程はまだ決まっておらず日本側のテレビ局との調整次第だという。
〇もし亀田選手がポンサクレックに勝つようなことがあると内藤陣営のオプション(興行権)が消滅するため、同選手は以降アメリカで防衛戦を行い"世界に打って出る(ゴーインター)"計画を持っているとのこと。
〇なお、ポンサックレック、オレドン両選手共に既にジム入りし練習を開始している。
■日本語訳
タイトル:〔ポンサクレックとオレドンが揃って日本で試合〕
記事冒頭:一件落着!3月~4月頃にはポンサックレック、オレドンというタイ人世界王者二人が揃って日本で試合を行うことになった。
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発行元:タイ語翻訳手紙屋
ホームページ:http://thaigohonyaku.com
発行責任者:徳重信三
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◆◇ ~ タイ語を読む! 第1号 ~ ◇◆
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はじめまして、発行人の手紙屋です。
まぐまぐでメルマガを始めたのですが、同じ内容のものをこのブログにもアップするようにします。これは毎日ちょっとづつだけ、タイ語を勉強しようっていうコンセプトでやってます。1日5分、タイトルとたった一行のタイ文という構成で毎回やっていこうと思ってます。ま、さすがに毎日ってわけにはいかないかもしれませんが、出来るだけの頻度で更新しようと思います。それにしても、まぐまぐは、なぜだかタイ語が表示できないようです。(メルマガの発行始めた今日ようやくそのことに気付きました)
今日は記念すべき連載第1回目ですので何を教材に使おうかと迷っていたのですが、やはり
奇をてらわず政治ネタにすることにしました。2006年9月のクーデター以降ずっと続いている
タクシン派と反タクシン派の勢力争いの話です。
現政権を率いるイケメンのアピシット首相と逃亡中の国外から国内世論の操作を試みてきた
タクシン元首相の戦いが今どういう局面を迎えているのか?
今日の短い文章からそんなことが窺い知れるのではないかと思います。
■今日のタイ語
タイトル:『เสื้อแดงเดินเกมทวงรัฐบาลฎีกาช่วยทักษิณ 』
記事冒頭:"มาร์ค"ไม่หนักใจม็อบเสื้อแดงขู่บุกสุวรรณภูมิ
こんな風に読みます:
http://voon.jp/a/cast/?id=pt6gn11j3k6n2fe7&c=4&t=1">[VOON] スワナプーム空港再閉鎖の可能性
ソース:http://www.dailynews.co.th/newstartpage/index.cfm?page=content&categoryId=8&contentID=44007
■単語と熟語
・เสื้อแดง >>赤服、つまりタクシン元首相を支持する陣営のこと。反独裁民主戦線(UDD)。
・ดินเกมทวง >>ドゥーン(เดิน)は歩く、ゲーム(เกม)は文字通りゲーム、トゥアン(ทวง)は催促するとか、要請するだが、ここでは「詰め寄って催促した」くらいに訳出しておく。
・รัฐบาล >>政府。ここではアピシット首相率いる現政権を指す。
・ฎีกา >>請願(する)、嘆願(する)
・ช่วย >>助けるという意味だが、ここでは恩赦と訳出
・ทักษิณ >>タクシン(タクシン元首相)
・มาร์ค >>マーク(イギリス生まれのアピシット・ウェーチャチーワ現首相のあだ名)
・ไม่หนักใจ >>「心が重くない」、つまり心配していないという意味
・ม็อบ >>英語のモブ(mob)から来ている言葉だが、日本語のデモと同じ意味
・ขู่บุก >>クー(ขู่)は脅す、ブック(บุก)は侵入するの意味。
・สุวรรณภูมิ >>スワナプーム、つまり新バンコク国際空港のこと
■解説
先日、"赤服組"(タクシン派)の幹部ナタウット氏が近日中にスワナプーム空港で集会を開く可能性を示唆したことを受けて、アピシット首相が「心配していない」と答えたもの。一方、赤服組が最も恐れているのが、タクシン氏の膨大な資産が国によって没収されることで、その判決が近い将来出ることになっているという。
去年の8月、赤服組は350万人の署名を集めて禁固2年の実刑判決を受けたタクシン元首相の恩赦を国王に求めこの署名を提出していたが、アピシット首相は「国王を政治にからめるべきではない」という理由からこの請願に反対していた。
それから既に5ヶ月が経過した今、赤服組はこの恩赦を求める請願の進捗状況を確認するよう政府に催促した。
■日本語訳
赤服組は政府に対しタクシン元首相の恩赦請願の進捗状況について明らかにするよう催促した。
アピシット首相 「赤服組デモのスワンナプーム国際空港侵入予定は恐れるに足らず」
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この本は、1976年に出版されたカムプーン・ブンタウィーという人の書いた小説で、1979年に東南アジア文学賞(S.E.A Write賞)を授賞し、1982年には映画化されております。また今でもタイ国教育省より高校で使う副読本(ナンスー・アーン・ノーク・ウェラー)として指定されているため、この本のことを知らないタイ人は少ないのではないかと思います。
"ทำไมแล้งนานเหลือเกิน" คนหนึ่งถาม
「お坊様、今年の日照りはなしてこったら長く続くんだべか?」と一人の者が聞いた。
"ไม่รู้สิ บางคนว่าผู้หญิงบ้านเราทำผิด"หลวงพ่อว่าแล้วยิ้ม
「そうだな~、わしらの村の女どもが悪さをしておるからだという者もおるぞ」
壮年僧はそう言って笑みを浮かべた。
"ผิดยังไง" คนเก่าถามดังๆ
「どだな悪さばしちゅうのだんずな?」さっきの者が大きな声で質問した。
"บอกแล้วจะเลิกทำไหม หลวงพ่อขอ"
「それを言ったらわしの言うことをきいて、もうやらないな?」
"มีเสียงผูดพร้อมกันว่า"เลิกอีหลี"
「やんね」一同は声をそろえた。
"ก็พวกผู้หญิงมีลูกมีผัวแล้วพากันยืนเยี่ยวแทบทุกคนนี่"
「子供、旦那のいる女のほとんどが立ったまま小便してるっつうことだわさ」
"จริงไหมพ่อ" คูนสงสัยเพราะไม่เคยเห็นแม่ยืนอย่างว่า
「おどちゃん、ほんどに?」クーンは首をかしげた。自分の母親が立ってそんなことをやっているところを見たことがなかったからである。
"จริงแหละ แม่ของลูกก็เคย แต่พ่อห้ามแล้ว"
「んだ。おめのおがちゃんも昔はそうやってたんだべ、おどちゃんがやめさせたんだ」
ต่อไปก็เป็นทีของคูน พ่อหิ้วปิ่นโตเข้าไปประเคนหลวงพ่อแล้วก้มกราบ คูนกราบตามด้วยใจเต้นแรง เมื่อพ่อเล่าให้หลวงพ่อฟังเรื่องคูนจะเข้าโรงเรียนและบอกวันเดือนปีเกิดของคูนให้ฟัง แกก็พูดดังๆว่า
クーンの番が回ってきた。クーンの父親は、円筒形の弁当箱を壮年僧に差し出し、ひれ伏して拝んだ。クーンは心臓をドキドキさせながらも父親にならってひれ伏した。そしてクーンがこれから入学すること、クーンの生年月日を父親が壮年僧に伝えると、壮年僧は大きな声でこう言った。
"ดีแล้ว วันพฤหสหน้าให้พามาโรงเรียน ดูเด็กน้อยคนนี้จะได้ดีค้าขายก็ดี ถ้าเรียนไปสูงๆจะได้เป็นนายคน"
「よし分かった!来週の木曜日、学校に連れて来なさい。見た感じこの子は立派になりそうじゃ。商売をやっても成功するだろうし、教養を積めば偉い人になるじゃろう」
แล้วหลวงพ่อเคนหันมาทางคูน
それからケン壮年僧はクーンの方を振り向いた。
"ดูหน้าตาฃื่อๆเหมือนม้าของหมอลำ ชื่ออะไรนะ บักหำน้อย"
「まるで"モーラムの馬"のように無邪気な顔をしておるな。坊や、名は何だ?」
"ชื่อคูน"คูนพูดดังๆ
「クーンです!」クーンは大きな声で言った。
"เป็นนักเรียนแล้ว อย่าเอากาบหมากใส่ในกางเกงรองก้นมานะ"
「檳檳樹(びんろうじゅ)の皮をズボンのお尻のとこに入れて学校にきちゃダメだぞ」
"ครับ"
「はい」
"รู้ไหมว่า ครูที่โรงเรียนมีกี่คน"
「この学校に先生が何人いるか知っているかい?」
"สองคน"
「二人です。」
"สามทั้งหลวงพ่อ แต่หลวงพ่อไม่มีเงินเดือน จำไว้นะ"
「わしを入れて三人じゃが僧侶には給料は出ないんじゃ、覚えておくのじゃぞ」
"ครับ"
「はい」
"รักใครมากที่สุดในบ้านนี้"
「家族の中で誰のことが一番好きぞや?」
"พ่อแม่ บุญหลายและยี่สุ่น"
「お父さん、お母さん、ブンラーイ、それからイースンです」
"เกลียดใคร เกลียดอะไรมากที่สุด"
「誰が、または何が一番嫌いかな?」
คูนนึกอะไรไม่ออกจึงหันหน้าออกข้างนอก เห็นแต่แผ่นฟ้าสีครามใสๆกับดวงตะวันสีแดงแกมเหลือง จึงหันมาบอกว่า
クーンは嫌いなものが何も思いつかなかったので外を向いたが、そこには透明なインディゴ色の空、そして赤と黄色の混じった太陽しか見えなかったのでこう言った。
"เกลียดฟ้าครับ"
「空が嫌いです」
"ทำไม"
「なぜじゃ?」
"มันไม่ให้ฝนตก มันให้แต่แล้ง"
「日照りばっかりで、雨を降らせてくれないからです」
"ลุกขึ้นยืน หันกันมา กอดอก"
「立ち上がってこっちを向き腕を組みなさい」
คูนกลัวตัวสั่นลุกยืนกอดอก แล้วไม้เรียวของหลวงพ่อก็กระทบก้นคูนทีหนึ่ง จนรู้สึกเสียวแปลบๆ คูนน้ำตาไหลแต่ไม่ยอมร้อง
クーンは怖さで体が震えた。クーンが立ち上がって腕を組むと壮年僧の棒がお尻に命中し、ヒリヒリとする痛みを感じた。涙が流れたが、クーンが声を出して泣くことはなかった。
"นั่งลง เก่งมาก อย่าร้อง กลืนน้ำตาลงไปเสีย"
「座りなさい。いい子だ。泣いてはダメだぞ。涙をこらえなさい」
คูนกลืนน้ำตาที่ไหลลงปากแล้วนั่งพับเพียบ
クーンは口元にまで流れてきた涙をのみ込み、足を横に流して座った。
"จำไว้ให้ดี จะบอกให้ ต่อไปอย่าเกลียดฟ้า ฟ้าไม่เคยลงโทษใคร จำได้ไหม"
「いいか、覚えておくんじゃぞ。これから空を嫌ってはいかん。空は誰のことを責めることもないのじゃ。忘れてはダメじゃぞ」
"ครับ"
「はい」
"เอ้าว่าตามหลวงพ่อ"
「ワシの言う通りに言ってみなさい」
แล้วหลวงพ่อว่านำ คูนจึงว่าตามหลวงพ่อดังๆ
壮年僧が先に言い、クーンは同じ言葉を繰り返した
"ต่อไปผมจะไม่โทษฟ้า ฟ้าไม่เคยให้โทษใคร"
「ぼくは二度と空の悪口を言いません。空は誰を責めることもないのです」
タイ音楽というと、セレブな白人が集まるタイ料理屋でかかっているようなタイ古典音楽を思い出す方も多いかと思いますが、実際に一般のタイ人が聴く音楽はあの手の音楽ではありません。ごく大ざっぱに現代のタイ音楽を分類するとすると下記の4つになるのではないかと思います。もちろん、それぞれが混ざり合うことも珍しくありませんし、この範疇に入らないものもありますので、あくまで1つの分類方法であると考えて頂ければと思います。
☆ ストリング(いわゆるポップ音楽)
☆ ルークトゥン
☆ モーラム
☆ プレーン・プア・チーウィット(一般に「生きるための歌」と訳されている)
まず、最初のストリングですが、これはタイ語版Wikipediaでは、西洋風タイソング(เพลงไทยสากล)と同義語として扱われており、その定義は「西洋音階にのせてタイ語で歌われる音楽のこと」となっております。簡単にはタイのポピュラーミュージック、またはタイの歌謡曲とでも考えればいいのではないかと思います。ただ、歌謡曲という性格上、商業ベースの楽曲作りになっていることが多く、歌詞としては「シアチャイ(残念だ)」、「ジェップチャイ(心が痛い)」、「キットトゥングター(あなたが恋しい)」といった恋愛絡みの台詞のオンパレードです。
次にルークトゥンですが、これは日本語でタイの演歌、牧歌、または民謡と訳されることが多いようですが、それらの言葉の日本的なイメージとは違うかもしれません。ルークトゥンは田舎の生活や社会を歌ったものですが、タイ独特の音楽であり日本の音楽と比較すること自体難しいかもしれません。ルークトゥンとは、ずばり田舎者という意味ですが、この呼び名が生まれたのは1964年ということですから、それほど長い歴史をもっているわけではないようです。正直あまり好きじゃないということもあって、翻訳者はルークトゥンには詳しくないのですが、タイ人の間ではスラポン・ソムバットヂャルーンという歌手が1960年代後半ルークトゥン黄金時代の立役者として人気があったそうです。それと、興味深いのは、初期のプレーン・プア・チーウィットも曲調はルークトゥン調だったようで、それだけ当時はこの音楽の影響力があったということでしょう。ルークトゥンに興味のある方はFM95(Modern Radio)を聴いてみてください。
モーラムの歴史は古く、タイ東北地方(イサーン)及びラオスにおいて何百年と引き継がれてきた伝統音楽です。翻訳者はシンガポールのタイディスコでモーラムを聞いたことがあります。この時は、あの竹の筒で出来たケーン(モーラムに不可欠な笛のような楽器)が鳴り始めたとたんに、客席にいたタイ人の出稼ぎ労働者たちが目の色を変えて踊り始めました。顔つきからも、話し方からもイサーン出身の人たちであることは間違いありませんでした。イサーンの人たちにとってモーラムはソウルミュージックであると言ってよいでしょう。ただ、最近では、ルークトゥンとモーラムの境界線が曖昧になってきているようで、違いが分かりにくいような気がします。昔ながらのモーラムを聞こうと思ったら、ルーク・イサーン(東北タイの子)を見れば良いのではないかと思います。この映画は最高です。私などテープが擦り切れるくらいまで100回は見たと記憶しております。
そして最後にご紹介するのが、プレーン・プア・チーウィットです。私はこのジャンルこそがタイ音楽の真髄だと思っています。プレーンとは「歌、音楽」、プアは「~のため」、チーウィットは「人生」ですので、「Songs for Life」、つまり「人生のための歌」となります。ただ、日本語として「人生のため」とはどういう意味なのか分かりにくいので、(どちら様が最初に訳されたのか知りませんが)「生きるための歌」とするのが良いかもしれませんね。
プレーン・プア・チーウィットは元々下層社会で貧困に苦しむ人々の生活だけを歌詞の中に詰め込んだものだったそうです。この傾向に変化が現れるのが1973年です。ご存知の方も多いかと思いますが、一部のタイ人にとって10月というのは特別な月です。なぜかというと、1973年10月14日及びその3年後の1976年10月6日の2回、同じ10月に民主化を求める学生と軍部・右翼がぶつかりかなりの数の死傷者出す惨事となったからです。特に、10月14日の方の政変は、今でもタイの民主主義にとって重要な日であったとする人が多いようです。そんな社会情勢を反映して、1973年頃からプア・チーウィットは、政治を皮肉りながり民主主義を要求する姿勢をも打ち出すようになり、一気にブームを起します。その頃人気があったのはカラワン、ハンマー、コームチャーイといったバンドであり、彼等に影響を与えたのはボブ・ディラン、ボブ・マーリー、ニール・ヤングといった海外のミュージシャンだったようです。
そして、以降もプアチーウィットは人気を博します。タイには、タイの様々な社会問題がありますし、1970年代以降では1992年5月17日の政変のように政治的な大きな事件もありました。ミュージシャン側からすると歌の種はつきないといった感じではないでしょうか。1970年代のプアチーウィットは、ルークトゥン色、さらにはフォーク色の強いものでしたが、時代と共にロック色が強くなっているような気がします。
現在、プア・チーウィットの代表的なバンド、ミュージシャンと言えば、大御所カラバオ、元色男ポンシット・カンピー、ポンテープ、インドジン、マリワナといった面々でしょう。今回は、その中からポンシットとカラバオのヒット曲を紹介したいと思います。ヒット曲とは言っても、どちらもメッセージ色の非常に強い曲です。プレーン・プア・チーウィットの歌詞というのは、奥が深いものです。使われている言葉や言い回しも難解です。ですが、意味を考えながら彼らの曲を聴くというのは楽しいものです。
1つ目の曲は1993年にリリースされたアルバム「マー・ターム・サンヤー」の中の2曲目に収録されている曲で、ポンシット・カンピーの名前を世間に広く知らしめた曲です。前述のように1992年5月には政変(暗黒の5月事件)によりバンコクで何百人もの犠牲者が出ており、このアルバムには社会に対する並々ならないメッセージが込められている感じです。
2つ目の曲は1995年にリリースされたカラバオの2枚組みアルバム「ハーク・フアチャイ・ヤング・ラック・クワーイ」の先頭に収録されています。今でも人気のある曲ですので、タイ全土にあるタワンデーン(プア・チーウィット専門のライブハウス型ディスコ)に行けばどこかのバンドがカバーしているのではないでしょうか。曲名のロン・ワットとは、ロン・ワタナタムの略で「文化を見失っている」という意味ですが、一般に使われる言葉ではありません。カラバオの造語ではないかと思います。タイの伝統的な音楽、リズムを忘れ若者がラップやロックに合わせて妙なダンスを踊っていることを嘆いている曲で、曲の中では資本家を糾弾するなど、カラワン時代から続く学生運動的な匂いも残しております。ただ面白いことにカラバオは(タイの多くの政治家同様)プラチャーティパタイ(民主主義)という言葉を好んで使います。またバンドのリーダーであるエート・カラバオ本人は(アメリカ寄りの)フィリピンへの留学経験があり、カオボーイファッションを好み、アメリカンチョッパーに乗るなどバリバリのオールドアメリカンテーストの持ち主ですが、一方で80年代は反アメリカをテーマにした曲をたくさん書いていました。このようにカラバオの特徴は資本主義と共産主義、愛国主義と民主主義、伝統と革新といった一般に相反するといわれる思想(?)を持ち合わせていることでないでしょうか。特に最近はボブ・マーリーにライフスタイル共々傾倒しており、レゲエ的なパーフォーマンスも見せてくれます。ラップやロックはダメでもレゲエは許容範囲ということでしょうか。。。いや、そもそもカラバオの音楽自体バリバリのロック調のものもあるような。。。まあ、その辺はご愛嬌ということで。
ผ่านไปสองปี ที่เธอ มาหายจาก
君がいなくなって2年がたった
ข่าวคราวว่า พ่อแม่เธอ นั้นพาไปขาย
両親が君を売り払ったんだってね
เจ็บและช้ำ ต้องจำทน
つらくてもどうしようもないよね
เพราะความจน บังคับจิตใจ
お金がなくてどうしようもないんだから
จากเชียงฮาย ไปขายตัวอยู่สุไหงโกลก
チャンライからスンガイコーロクへと身を売りに出てしまった
พี่ตั้งตารอ ให้เธอ กลับคืนบ้านนา
僕は君が家に帰ってくるのをずっと待ってばかりいる
ถึงไม่มี ทีวี ตู้เย็น ก็ไม่เห็นเป็นไร
テレビや冷蔵庫なんかなくってもいいじゃないか
ทิ้งความเชื่อค่านิยม ของคนเก่าล้าสมัย
時代遅れの古い価値観なんて捨ててしまおうよ
ช่วยกันทำนา ปลูกข้าว ยังพอได้อยู่
協力して田んぼに米を植えればなんとかやっていけるだろ
*ผ่านชีวิตได้ชื่นชมโลกสวย ได้เพียงสิบห้าปี
きれいな世界を見て過ごせたのはたったの15年間だった
ได้แค่นี้ชีวิตกลับมาพบ กับความมืดมน
たったこれだけで後の人生は暗くなってしまった
ผ่านมือชาย เป็นร้อย เป็นพัน
ต้องกล้ำกลืน และอดทน
百人、千人からの男の手に触れられても耐え忍ばなければならないんだね
เพื่อเก็บเงิน ส่งบ้าน ไถ่ถอน ตัวเอง
お金を貯めて家に送り自分を買い戻すために
<*繰り返し>
ถึงใครใคร รังเกียจ เหยียดหยาม ตัวเธอ
誰もが嫌がって君に近づこうとしない
พี่ยังรักเสมอถึงเธอ จะเป็นอย่างไร
でも僕は君がどんなになってもずっと好きだよ
อยู่ทางนี้ พี่ทำงาน ทำนา ทำสวน ทำไร่
僕はここで仕事をし、稲を植え、果物を育て、畑を耕して
จะเก็บเงิน ไว้ไปไถ่เธอคืนมา
お金を貯めて君を取り戻すよ
อยู่ทางนี้ พี่ทำงาน ทำนา ทำสวน ทำไร่
僕はここで仕事をし、稲を植え、果物を育て、畑を耕して
จะเก็บเงิน ไว้ไปไถ่เธอคืนมา
お金を貯めて君を取り戻すよ
曲名: หลงวัฒน์ タイの文化を守れ
歌手: คาราบาว カラバオ
จนป่านนี้ ไม่มีวี่แวว เป็นไปแล้วทั้งหญิงและชาย
男も女もこんなことになってるなんて全く気付かなかったよ
บ้างก็แร็ป บ้างก็เป็นร๊อค เต้นท่าช็อค ท่าชัก ท่าโช้ค
ラップやロックにあわせて痙攣でもしてるかのように踊ってやがる
เกิดเมืองนี้ ใช่เกิดเมืองไหน เกิดเมืองไทยต้องเต้นอย่างไทย
他でもないここで生まれたんだろ
タイで生まれたんならタイのやり方で踊りな
เต้นรำวงสามช่าเอาไหม เต้นตามประสาคนไทย
サームチャーのリズムで昔からのタイのダンスを踊るなんてどうだい
อันดนตรีไม่มีพิษภัย แต่ยังไงใคร่ครวญคิดดู
音楽には毒も入ってないし危険でもないけどよく考えてみな
ลูกและหลาน มีเอกลักษณ์ ให้ฟูมฟักในความเป็นไทย
どうしたらこれからの世代が自分らしく、タイらしさをもって育つことが出来るのかを
* เรื่องของแร็ป เป็นเรื่องคนดำ เรื่องของร็อค เป็นเรื่องคนขาว
ラップは黒人のものでロックは白人のものさ
อยู่เมืองนี้มีแค่ไทยลาว กินล่ะข้าวเจ้าข้าวเหนียว
この国にいるのはタイ人かラオス(イサーン)人
米やもち米を食べてるんだ
** ผิดหวัง นิดหน่อย น้อยใจในความเป็นไป
ちょっとがっかりだよ
これからのことを考えると挫けそうさ
ไม่รู้เมื่อไร คนไทยถึงจะรักของไทย
一体いつになったらタイ人はタイのものを愛せるようになるんだろう
*** รัฐบาล ผู้น่าสงสาร ก้มหน้าทำงานยังสู้พ่อค้าไม่ไหว
政府がかわいそうだ
頭を下げがんばって働いても商売人には勝てやしない
เอาแร็ปเอาร็อค ล้างหมองคนไทย ค้าขายกำไรลูกหลานช่างมัน
ラップやロックはタイ人を洗脳している
売る方は利益を出すことだけを考え、これからの世代のことなんてどうでもいいんだよ
**** รัฐบาล ผู้น่าสงสาร ต้องไปดูงานของรัฐบาลเวียงจันทน์
政府がかわいそうだ
ビエンチャン(ラオス)政府のやり方を見にいかないといけないな
ทั้งแร็ปทั้งร็อค เข้มงวดกวดขัน เพราะกลัวลูกหลานเขาหลงวัฒนธรรม (ของตนเอง)
ラップやロックは規制した方がよさそうだ
このままではこれからの世代がタイの文化を見失ってしまいそうだ
ความเป็นไทย ยั่งยืนมานมนานนับพันปี แต่บัดนี้กำลังจะถูกหลอมละลาย
千年も守られてきたタイらしさが今ここで失われようとしている
ความเป็นไทยในสายธารแห่งโลกาวินาศ มีโอกาศถึงล่มสลายเพราะนายทุน
タイの伝統は崖っぷちに追いやられている
資本家によってタイらしさが破壊されそうである
(ซ้ำ 繰り返し*, **, ***, ****)
日本における各新聞の発行部数を比較すると、読売新聞1000万部、朝日新聞800万部、毎日新聞400万部、日本経済新聞300部と並ぶそうです。この数字がどこまで信用出来るものであるかは分かりませんが、タイにおける各新聞の発行部数と比較すると10倍くらい多いのではないでしょうか。
タイでは、最大手タイ字新聞のタイラットで100万部、その他のメジャー新聞であるデイリーニュース、カオソット、マティチョン、コム・チャット・ルック等は40万~80万程度の発行部数であると言われております。
もちろん、これら全国紙の他にも、各地にローカル新聞があり、また経済専門の新聞や、スポーツ新聞、芸能新聞などもあります。一方、タイにおける英字新聞の代表格としてネーションとバンコクポストがありますが、これらの英字新聞に載る情報が必ずしもタイ国内の世論を反映しているとは限らないと指摘する声もあるということを覚えておいても良いのではないかと思います。それと、その他日本語で読める情報源としてはニュースクリップやバンコク週報などがあります。
それでは、タイ字新聞にはどのようなことが書いてあるのでしょうか。今日は、タイラット(オンラインバージョン)の政治欄に12月6日付けで載っていたアピシット総理大臣の公式発言を含む記事をご紹介致します。これは、12月5日、82歳の誕生日を迎えられたタイの王様のお話を受けた内容となっています。
全文では長すぎるので、記事の冒頭部分を訳してみます。さすがに王様のお話を受けた内容ですので、皇室用語が随所にみられます。そして、文章全体からタイ国民の王様に対する深い愛情、敬慕の念が伝わってきます。王様ももう82歳ですが、これからも長生きして欲しいものだとつくづく思います。
ทรงพระเจริญ ! (ソングプラチャルーン!)
<原文>
นายกรัฐมนตรี ขอคนไทยทุกคน น้อมนำกระแสพระราชดำรัส ใส่เกล้าใส่กระหม่อม ทำบ้านเมืองเป็นปกติสุข ทำให้คำถวายพระพรเกิดขึ้นจริง เพื่อให้ในหลวง ทรงมีความสุข โดยรัฐบาลและประชาชนทุกกลุ่ม ต้องหลอมรวมใจเป็นหนึ่งเดียว
เมื่อเวลา 09.00 น.ที่สถานีโทรทัศน์แห่งประเทศไทย กรมประชาสัมพันธ์ นายอภิสิทธิ์ เวชชาชีวะ นายกรัฐมนตรี ได้กล่าวผ่านเทปบันทึกรายการเชื่อมั่นประเทศไทยกับนายกฯ อภิสิทธิ์ ว่า ต้องการเห็นทุกคนไม่ว่ารัฐบาลหรือประชาชนน้อมนำพระราชดำรัส ของพระบาทสมเด็จพระเจ้าอยู่หัว ที่พระราชทานวานนี้ (5 ธ.ค.2552) ไปปฏิบัติ โดยเฉพาะพระราชดำรัสที่ว่า
"ความสุขความสวัสดีของข้าพเจ้า จะเกิดได้ก็ด้วยบ้านเมืองของเรามีความเจริญมั่นคงเป็นปกติสุข ความเจริญมั่นคงจะสำเร็จผลเป็นจริงได้ก็ด้วยทุกคนทุกฝ่ายในชาติมุ่งที่จะปฏิบัติหน้าที่ของตนให้เต็มกำลังด้วยสติ รู้ตัว ด้วยปัญญา รู้คิด และด้วยความสุจริตจริงใจ โดยเห็นแก่ประโยชน์ส่วนรวมยิ่งกว่าส่วนอื่น"
<翻訳文>
内閣総理大臣は、国王のお話を全身全霊で受け止め、政府と全ての国民が一丸となって国家平和を実現させ、国王が幸せになりますようにという祝辞の言葉を現実のものとさせるようタイ国民全員に呼びかけた。
午前9時、首相府広報局管轄タイ国営テレビ放送局において、内閣総理大臣アピシット・ウェチャチワは、録画放送番組「タイ国とアピシット首相を信じよう」を通し、政府も国民も全ての者が、2009年12月5日の今日、国王のお話しになったこと、特に下記部分を実行して欲しいと述べた。
「わたくしの幸せはタイ国が平和のうちに繁栄、安定することです。国家の繁栄や安定を実現させるためには国民1人1人が、全力で、意識的・自覚的に、知性により考えつつ、そして誠実さによって、他のことより公益を考慮に入れながら己の責任を全うしなければなりません。」
<解説>
นายกรัฐมนตรี ขอคนไทยทุกคน น้อมนำกระแสพระราชดำรัส ใส่เกล้าใส่กระหม่อม ทำบ้านเมืองเป็นปกติสุข ทำให้คำถวายพระพรเกิดขึ้นจริง เพื่อให้ในหลวง ทรงมีความสุข โดยรัฐบาลและประชาชนทุกกลุ่ม ต้องหลอมรวมใจเป็นหนึ่งเดียวนายกรัฐมนตรี >>総理大臣、首相
น้อมนำ>>お辞儀するという意味もありますが、ここは「拝受する」とでもするのが良いかと思います。
กระแสพระราชดำรัส >>皇室用語の1つで王様のお話(ロイヤルスピーチ)という意味
ใส่เกล้าใส่กระหม่อม >>これも皇室用語ですが、「全身全霊」とでも訳すのが良いかと思います。
คำถวายพระพร>>これも皇室用語で祝辞の言葉という意味
ในหลวง>>こちらは、一般にも使われる王様の意味の言葉
ทรงมีความสุข >>よく使われる「ทรงพระเจริญ(英語でLong live the king、日本語では国王万歳とか長生きしてくださいと訳されることが多い)」と似ていますが、「幸せでいてください」という意味
หลอมรวมใจ>>หลอมは溶けるとか溶かすという意味だが続くรวมใจと合わせて「心を1つにして」と訳出。
เมื่อเวลา 09.00 น.ที่สถานีโทรทัศน์แห่งประเทศไทย กรมประชาสัมพันธ์ นายอภิสิทธิ์ เวชชาชีวะ นายกรัฐมนตรี ได้กล่าวผ่านเทปบันทึกรายการเชื่อมั่นประเทศไทยกับนายกฯ อภิสิทธิ์ ว่า ต้องการเห็นทุกคนไม่ว่ารัฐบาลหรือประชาชนน้อมนำพระราชดำรัส ของพระบาทสมเด็จพระเจ้าอยู่หัว ที่พระราชทานวานนี้ (5 ธ.ค.2552) ไปปฏิบัติ โดยเฉพาะพระราชดำรัสที่ว่า
สถานีโทรทัศน์แห่งประเทศไทย >>タイ国国営テレビ局=チャンネル11のこと
กรมประชาสัมพันธ์ >>(首相府)広報局
เชื่อมั่นประเทศไทยกับนายกฯอภิสิทธิ์ >>「タイ国とアピシット首相を信じよう」とはチャンネル11で放送されている番組名
พระบาทสมเด็จพระเจ้าอยู่หัว >>皇室用語で王様の意味
พระราชทาน>>ロイヤルファミリーに対して使われる「ให้(あげる)」の最高級尊敬語
"ความสุขความสวัสดีของข้าพเจ้า จะเกิดได้ก็ด้วยบ้านเมืองของเรามีความเจริญมั่นคงเป็นปกติสุข ความเจริญมั่นคงจะสำเร็จผลเป็นจริงได้ก็ด้วยทุกคนทุกฝ่ายในชาติมุ่งที่จะปฏิบัติหน้าที่ของตนให้เต็มกำลังด้วยสติ รู้ตัว ด้วยปัญญา รู้คิด และด้วยความสุจริตจริงใจ โดยเห็นแก่ประโยชน์ส่วนรวมยิ่งกว่าส่วนอื่น"
ข้าพเจ้า>>「わたくし」の意味。ここでは王様が自らを指す一人称として使っています。
สติ>>意識
ปัญญา>>知性、教養
ความสุจริตจริงใจ >>誠実さ
翻訳者